転職のススメ方
<STEP1 > 目標設定&スケジューリング
▼まず、現状を把握することが大事
「なぜ転職したいのか。」
転職によって実現したいことを明確にしましょう。
例)「家庭との両立」「収入アップ」「スキルアップ」など
人によって理由はさまざまです。
転職を成功させるポイントは、目的を言語化すること。
実現したいことを一度書き出してみましょう。
▼人生の目的・目標を考える
転職は、より良い人生を送るための手段。
そのためには、キャリアとライフの両方を見据えることが大切です。
あなたが”ワクワク”する未来を想像し、目的と目標を考えてみましょう。
目的:人生において実現したい“ゴール”。
例) “時間”と“お金”に余裕がある生活
目標:目的達成のための手段、通過点。
例)・在宅ワーク、時短勤務が可能な会社に転職する
・職種転換する(そのために資格取得を目指す)
▼逆算して行動!スケジュールを「見える化」
平均的な転職活動期間は3~6ヶ月です。
逆算してスケジュールを立てていきましょう。
<まず>新しい会社で働く“時期”を決める
<そのために> “いつ応募すればいいのか”を落とし込む
働き始める、最低「3ヶ月前」には応募が必要!
<STEP2>自己分析&キャリアの棚卸
就活における自己分析とは、自分の特徴や長所・短所、価値観を
「把握」し「整理」し「分析」することです。
▼自分を知る(これまでの自分の経験の洗い出し)
・自分は何を大事にして仕事をしてきたのか、また、していきたいのか
・自分は何に向いているのか
・自分の市場価値はどのくらいか
今までの仕事で感じている目の前の不満や条件改善だけでなく、
”今後叶えたいキャリアや将来やりたい仕事は何か”
という視点での希望も考えましょう。
「人より優れているところ」を探す必要はない。
自己分析をしていて陥りがちなのが、
人より優れているところを見つけようとすることです。
大切なのは、人より優れているところを見つけることではなく、
「どんな意識・姿勢で取り組み、成長してきたのか」、
自分という人間性を振り返ることなんです。
”課題に対してどんな工夫をしたか” ”人とどう接してきたか”など
工夫したことや自分なりの人との関わり方も、立派なあなたの強みになるのです。
▼仕事の成果を「見える化」する
あなたの仕事に対する「意識・姿勢」を書き出した後は、
そこに「どんな成果があったか」をセットで考えていきます。
例)<意識・姿勢>常に業務における優先順位を考え、効率化を意識して取り組んでいた
▼
<成果>無駄な時間が減り、より多くの業務を遂行することが可能になった。
結果、全体的な生産性が向上し、残業時間を〇パーセント削減した。
上記のように、以前の自分と比べて、何がどう変化したのかを
明確にすることを意識して棚卸をしていきましょう!
やることは理解できた!だけど、自分のことを知るのって難しい。
どこに書き出して、まとめればいいんだろう・・・?
自己分析・キャリアの棚卸には「マイジョブ・カード」がおすすめです。
厚生労働省が運営するサイトで、完全無料で使えるよ。
マイジョブ・カードって?
「生涯を通じたキャリア・プランニング」及び「職業能力証明」の機能を担うツール。
自分の強み・弱み・価値観を知り、可視化できる優れもの。
キャリアコンサルティングなどの相談支援の場面でも用いられ、
学生、在職者、求職者など幅広い方の求職活動に使用されています。
「マイジョブ・カード」でできること
- 自分のこと知る、「自己診断ツール」
- これまでの経験、価値観、強み、弱みなどを整理し、可視化できる「ジョブ・カード」
▼”やりたいこと”&”知りたいこと”をスグに検索できて、使いやすい!
<STEP3>情報収集
自分の価値観、やりたい仕事、叶えたいライフキャリアなどの整理が終わったら
次は、その価値観に合った<業種・職種><企業>を見つけていきます。
情報収集をすることで、面接でしっかりとアピールできることはもちろん、
企業とのマッチ度が格段に上がり、入社後のギャップがなくなります。
「業種(業界)」=事業の種類(建設業・製造業・サービス業)etc
「職種」=仕事の種類(事務・営業・販売)etc
▼業界研究
業界研究には、厚生労働省の職業情報サイト「jobtag」が便利!
具体的な条件から大まかなイメージまで、さまざまな観点から検索することができ
自分に合った職種を探してくれます。
「jobtag」:https://shigoto.mhlw.go.jp/User/
▼企業研究
業種・職種がマッチしていても、企業によって仕事の領域や働くスタイルは異なります。
企業のHPや求人情報をチェックし、自分に合っているか見極めることがポイントです。
▼職種研究
▼求人サイト一覧
公共の求人サービス | インターネットサービス | https://www.hellowork.mhlw.go.jp/ |
あらゆる仕事、働き方を検索 | Indeed | https://jp.indeed.com/ |
はたらこネット | https://www.hatarako.net/kansai/ | |
LINEキャリア | https://line-career.com/ | |
はたらいく | https://www.hatalike.jp/ | |
求人ボックス | https://求人ボックス.com/ | |
ディースターNET | https://d-starjob.com/ | |
正社員求人が多い | リクナビ NEXT | https://next.rikunabi.com/?fr=gnav1_kyujin |
マイナビ転職 | https://tenshoku.mynavi.ip/ | |
イーキャリア | https://www.ecareer.ne.jp/ | |
DUDA(デューダ) | https://doda.jp/ | |
エン転職 | https://employment.en-japan.com/ | |
転職ナビ | https://job.j-sen.jp/ | |
パート・アルバイト向け | イーアイデム関西 | https://www.e-aidem.com/aps/02_area.htm |
税理士、経理、土業専門 | ジャスネットキャリア | https://career.jusnet.co.jp/kansai/ |
MS-Jobs | https://ms-japan.ip/ | |
ヒュープロ | https://hupro-job.com/ | |
若者向け | 就職Shop | https://www.ss-shop.jp/osaka/ |
女性向け | とらばーゆ | https://toranet.jp/ped_03/ |
50才以上向け | シニアジョプ | https://senior-job.co.ip/ |
障害者手帳保有者向け | At GP(アットジーピー) | https://www.atgp.jp/ |
<STEP4>応募書類の作成
▼履歴書と職務経歴書の違い
【履歴書】は、基本情報(学歴・職歴・取得資格)などの客観的事実を記載する書類。
一方で【職務経歴書】は、これまでのキャリア、それを踏まえた上での
スキルや能力などの、人物像を総合的に判断する書類です。
▼履歴書の書き方をチェック
▼職務経歴書のルールとポイント
ルール>>
- 横書き、パソコンで作成し、1~2枚程度にまとめる(多くても3枚)
- 表や箇条書きを効果的に使い、「見やすく」「わかりやすく」を意識する
- 文字の大きさは10.5pt~12pt程度
自己PRのポイント>>
採用担当者の興味は、「応募者が企業に貢献できる人材かどうか」にあります。
そのため、これまでの経験やあなたの強み(マインド面でもOK)を
企業の求める人物像を踏まえてアピールしながら、
どう貢献できるかを伝えることがポイントです。
職務経歴書のサンプル
<STEP5>応募・面接
▼応募書類の送り方
企業が指定する方法で送ります。
一般的には、郵送かメールでの送付となります。
郵送での送り方>>
送付状は必ず添付する!
送付時のマナーとルール>>
応募書類は折らずに、A4のサイズの白封筒(角2号規格)に入れて送りましょう。
上から、①送付状、②履歴書、③職務経歴書、④その他の書類 の順に重ねます。
メールでの送り方>>
「PDF形式」で送りましょう。
ファイル名は、日付・氏名・書類名に。
例)応募書類_小川花子_20230101
※メールで送る際は、パスワードをかけて送ることを
求められることもありますので、注意が必要です。
▼面接
転職における面接回数は、企業によって異なりますが、
平均は、6割以上が2回、残り4割が3回。
その企業が求めている人物像にマッチするよう、
自己PR (活かせるスキル)、志望動機を固めて挑むようにしましょう。
面接で聞かれやすい質問!>>
Q.自己PRをお願いします
Q.退職理由は何ですか?
Q.これまでの経歴を教えてください。
Q.なぜ弊社を志望されるのですか?
Q.今までのキャリアで印象に残っている仕事のエピソードを教えてください。
Q.あなたのキャリアプランについて教えてください。
<STEP6>内定
内定の連絡があったら、電話で連絡を入れ、内定受諾の意思を伝えましょう。
複数の企業から内定があり、入社を悩んでいる場合は
「最終的には条件を確認したうえでお返事をしたいので
詳細を文章かメールでいただけますか」と伝えましょう。
労働条件を確認>>
「内定通知書」「雇用契約書」「採用通知書」の内容を
しっかりと確認し、内定の承諾・辞退を決めましょう。
入社の場合は入社承諾と合わせて、
契約書のサイン・返送の場合は速やかに対応します。
<入社時に必要とされる書類例>
- 年金手帳
- 雇用保険被保険者証
- 源泉徴収票
- 健康診断書
- 扶養控除等申告書
- 健康保険被扶養者異動届
- 給与振込先の届出書・印鑑等
事前に準備をして、出社日当日を迎えましょう!