資格情報
なぜ、資格が転職に有利なの?
「資格」は自身のスキルを証明する1つの武器。
また、この変化の多い時代において、任された仕事をこなすだけでなく、
自ら学び、新しい視点や考え方を身に着けられる人材を企業は求めています。
資格を取得しているということは、向上心の高さ、
学ぶ姿勢のアピールになり“人間性”の評価にもつながるのです。
しかし、手当たり次第に取ればいいというわけではありません。
自分がどの職種に就きたいのかで、取得するべき資格が変わってきます。
それでは、職種別に見ていきましょう。
営業職
- ビジネス実務法務検定(ビジ法)
法律知識を身につけ、契約書の理解や作成がスムーズに行えるようになります。 - 販売士資格
商品知識や販売技術に関する基本的な知識が学べ、小売業界での営業に役立ちます。 - ファイナンシャルプランナー(FP)
特に金融業界での営業に有利で、顧客に対する資産運用や
保険のアドバイスが可能になります。 - 中小企業診断士
企業の経営課題を診断し、解決策を提案するスキルを証明します。 - TOEIC
国際ビジネスを行う企業において、高いTOEICスコアは
英語のコミュニケーション能力の証明として認められ、
海外のクライアントとの交渉やプロジェクト運営に必要不可欠です。
事務職
- 日商PC検定
基本的なPC操作から応用レベルまでの技術を認定し、
事務職におけるコンピュータ利用能力を示します。 - マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
Excel、Word、PowerPointなど、マイクロソフトオフィス製品の
高度な操作技能を証明する資格です。事務効率化に直結します。 - 秘書検定
ビジネスマナーや秘書技能、スケジュール管理など、
事務職に必要な幅広い知識と技術を認定します。 - 簿記検定
財務や会計の基本的な知識があることを示し、
事務職の中でも財務関連の業務に携わる際に有利です。 - ビジネス能力検定試験(BATIC)
文書作成、情報整理、ビジネスマナーなど、
オフィスワーク全般にわたるスキルを認定します。
経理系
- 簿記検定(3級以上)
日本商工会議所が実施する「日商簿記検定」が優位です。
3級や2級は基本的な会計知識を証明し、
1級は高度な会計理論や実務を理解していることを示します。 - 税理士
税務に関する専門的な知識を持ち、個人や企業の税務申告、
税務相談を行うことができます。税理士試験も難易度が高いですが、
専門性の高さから経理職の中でも重要な位置を占めます。 - ファイナンシャルプランナー(FP)
特にCFP(Certified Financial Planner)やAFP(Associate Financial Planner)などの資格は、
財務計画や資産管理に関する知識があり、経理部門での広範な業務に役立ちます。 - 中小企業診断士
企業経営全般にわたる知識を持ち、経営分析や経営計画の策定など、
経理業務以外にも広い視野で企業を支援することができます。 - 会計士
日本の公認会計士は、高度な会計知識、監査技術、財務分析能力を持つ
プロフェッショナルとして認められています。
会計士試験は難易度が高いですが、資格を持つことで多くの扉が開かれます。
人事系
- 社会保険労務士
労働法や社会保険に関する専門知識を持つ資格で、人事部門での
労務管理、給与計算、社会保険手続きなどの業務を担当するのに適しています。 - キャリアコンサルタント
従業員のキャリア支援やアドバイスを行う専門家として、
個々の従業員のキャリア形成をサポートする能力を認定する国家資格です。 - ビジネスキャリア検定(B検)
人事評価やキャリアコンサルティングに関連する知識やスキルを
評価する試験で、特に人事計画や人材開発に関わる仕事に役立ちます。
IT職
- ITパスポート試験
ITの基礎知識を証明し、初心者にも取得しやすい資格です。 - 基本情報技術者
ITの基本的な知識やスキルを証明する日本の国家資格です。 - 応用情報技術者
技術的な専門知識だけでなく、プロジェクト全体を管理し、
チームをリードする能力を持つITプロフェッショナルに適しています。
より高度な技術的役割や管理職に適応するための重要なステップとなります。 - ネットワークスペシャリスト
ネットワーク設計、構築、運用、トラブルシューティングなどの
専門知識と技術を証明するためのものです。IT業界において
ネットワーク関連の職に就くためには非常に有用な資格です。 - ウェブデザイン技能検定
ウェブサイトの設計、構築、運用に必要なスキルを評価し、
ウェブデザイナーやウェブデベロッパーとしての能力を公式に認定します。
将来“独立”が可能な資格
- 社会保険労務士
- 税理士
- 公認会計士
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- 不動産鑑定士
- 建築士(一級・二級)
これらの資格は、それぞれが高度な専門知識を要する分野で、
資格を活かして独立開業することが広く認知されています。
独立を目指す場合、これらの資格が提供する専門的サービスが
市場で需要があるため、安定した自営業を築くことが可能だといわれています。
挑戦しやすい資格
3ヶ月以内(目安)の学習期間で取得可能な資格です。
- MOS
- 日商簿記3級
- 日商PC検定
- ウェブデザイン技能検定
- 秘書検定
- ITパスポート検定
- ファイナンシャルプランナー3級